こんにちは。
セラピストの寺尾美和子です。
今日9月25日
おかげさまでhamacaは9歳になりました。
住宅地の中の、普通の家。
看板も出していない、ほんの一部屋の小さなサロンに通ってくださるお客様のおかげで、ここまで続けてこられました。
本当にありがとうございます。
これまでとは異質な苦しさがあった「9年目」
毎年この日は、お客様への感謝を綴る日にしているのですが、今年は暗い話題から始まってしまいます。
実はこの一年は
これまでの
主人の入院や、コロナ禍や、引越しなどとは違う、危うさを伴った一年でした。
精神的にも、肉体的にも「もうだめかも」と、リアルに考えたのは初めてのことで
もし、サロンを畳むならどんな手順でなにをしたらいいのか
という思いが一瞬よぎりました。
自問自答する中での出来事
と同時に頭の中で、自分で自分に、いろんな問いかけが、浮かんでは消えていきます。
そのひとつが
「卒業するまでに、一年以上かかるスクールに通い始めたのに?
今辞めて、本当にいいの?」

スクールに行って、学びなおすということは
もっといい施術を提供したい
という、気持ちの表れのはずなのに。
・・・
そんな、押しつぶされそうで、いろんな感情を味わっている時に
雑誌『セラピスト』で、hamacaのことを紹介したい
と、お話をいただきました。

本気で辞めようと考えていたら、
雑誌で紹介していただいていいのか、と考えるはずです。
でも、あの時の私はメッセージを読んですぐに
「こちらこそありがとうございます。ぜひよろしくお願いします」
と、お返事していました。
前に進むエネルギーは、やっぱりお客様
実際に、掲載していただいた『セラピスト』をサロンに置いていると
お越しくださったお客様が、とてもうれしそうに、掲載ページを開いてくださいました。
『セラピスト』をご自身で買って、読んでくださった方もいらっしゃいました。
私も、もちろんうれしいけど、お客様もこんなに喜んでくださるんだなぁ
と感じたのは、
自分で自分のことを喜ぶ以上に、うれしくて、ありがたいものでした。
そしてもう一つ、今年はうれしいおしらせをいただいたんです。
お客様が、アロマテラピーとトリートメントの勉強を始められたそうなんです。
hamacaで、何度も何度も、精油選定とトリートメントを受けてくださったお客様。
今は、なかなかサロンにお越しいただけない環境の中で
施術を受ける人 から
施術を提供する人 への挑戦を、始められました。
セラピストとして、こんなに光栄なことはありません。
これまでも、そうでした。
「がんばろう」と思える時は
お客様の
あたたかい声や
笑顔や
想いや挑戦に
前を向くエネルギーをいただいてきたからです。
そして今年も。
一緒に喜んでいただける
なにかを受け取って、ご自分の中で育て、形にしてくださる
お客様から、たくさんの愛をいただいて、一番苦しい時を乗り越えることができたように思います。
お客様からの「愛」を受け取って、10年目が始まります
「もうだめかも」そう思っても
私が選んでいること、行動していることは、
hamacaをもっといいサロンにしたい
そんな、前に進むものばかり
ということに、気づくことができました。
一昨日には
9周年おめでとうございます
と、心のこもったメッセージを、おいしそうなお菓子とともに送ってくださったお客様もいらっしゃいます。
ひとりで運営していても、ひとりじゃないんですよね。
お客様の「愛」に励ましていただきながら、なんとか10年目が始まります。
形にしたいこと
バージョンアップしたいこと
頭の中には、まだまだ、想いもアイデアも詰まっています!
ひとつひとつ、生み出して
お客様に、心とカラダを、もっとニュートラルな状態にリセットしていただけるように
もっと、お疲れを手放して、本来の姿を取り戻していただけるように
もっと、心を栄養で満たしていただけるように
人として、セラピストとして、私自身も整えて前に進んでいきます。
最後に、もう一度お伝えさせてください。
いつも、本当にありがとうございます。
